29歳になりました。正直、今年は書かないでおこうかな〜と思ったのだけれど、もうじき新しいサイトにリニューアルする予定なので、思い出という意味でも文章に残しておこうと思います。
気がつけば20代ラストの年齢になってしまった。あまり気持ち的には嬉しいというわけでもないのだけれど、生きている以上はこれからも歳を重ねていくわけで、ここでもう嬉しくないな〜と思っていたら今後どうなるのか、と思ったりもする。特に去年からはコロナが収束するどころか拡大していく一方なので、今のところ大きな病気にもかからずに、無事に毎日を過ごせていることに感謝するべきなのかも、という心境にだんだんなってきている。
28歳はありがたいことにお仕事をたくさんさせていただいて、初めてのことにもたくさんチャレンジできて、少しずつではあるけれど成長できているのかな、と。その一方で自分の至らなさにショックを受けて鬱々とした時期もあって、でもまあそういうこともあるよな、と思いながら、それだけで済ましてはいけない部分もあるので、至らない部分を見直しながら、それでもとにかく生きなくてはダメだなあ、と思うようになってきた。このコロナ禍の中で、「生きる」ということが漫然としたものではなく、「生き抜く」に近い感覚になってきていることは、28年間生きてきて初めて感じたことでもありました。
そして、この2年で思ったことが、人生どこでどうなるか分からないので、細かな目標を立てるというよりは、流れに身を任せて生きていってもいいのかもな、と、あまり考えたくはないけれど、1年後どうなってるか分からないし、普通に生きてるのか、そうじゃないのかも、今の時点では予測ができない。去年の文章と比べるといたくヘビーな感覚になってることに気がついたけれど、今はそういう気持ちです。
なんだか暗いことばかり書いてしまったけれど、ずっとやるやる詐欺で先延ばしにしていたポートフォリオのデザインが完成に近づいているので、早ければ秋〜冬くらいにはお披露目できるかも、という感じです。そうなるとこのサイトも過去の遺物になると思うので、持病の休養明けから今まで、4年近くの間役目を果たしてくれたこのサイトでの記録として、今回の文章を残しておこうと思います。とはいえサイトが新しくなっても、中身は特に何も変わりません。最近のお仕事も新しいサイトでお見せできると思うので、最後まで作業を頑張っていきたいと思っています。
デザイナーとしての駆け出しから、持病、フリーランス、コロナと色々ありすぎた20代から、無事に30代にバトンタッチできるように、出来る限り悔いのないようにこれからもやっていきたいなと思っています。今まで関わってくださった皆さん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします!