タイトルの通りで、使い始めて今年の秋で5年ほどになるMacBook Pro Retina13インチが壊れた。
バイトを始めた年に買ったもので、それまで家にあるPCを共有で使っていた自分にとって初めての自分だけのPCだった。当然、思い入れは強い。新しいモデルにしたいとか特に考えたこともなく、寿命が来た時に考えるつもりでいたので、あまりにも突然の別れだった。しかし、5年も経とうとしているので仕方ないかな、という部分もある。
朝起きたら突然電源が入らなくなっていて、ありとあらゆる対処法を試したけど何も応えてくれなくなった。データはクラウドにバックアップを取っているのでいいものの、とにかく何もできない。Appleサポートに問い合わせたところ、修理という話になった。初めて自分のPCを修理に出すので色々と未知数なところがある。
Macが使えなくなり、改めて自分のしている仕事について考えさせられたというか、PCを持っていないとただの役立たずになるということを認識させられた。思考の部分でPC以外にももしかすると役に立つ部分はあるのかもしれないけど、手を動かすといっても、PCがなければ手の動かしようがない。それは否定のできないことで、暇な時間ができるとこういうことを考え始めるので、あまり良いことではないなと思った。
Macが修理されて戻ってきたら、また何事もなく仕事をする日常に戻るんだろうけど、こういう自分を見つめ直す機会もたまには必要なのかもしれない。一方で、仕事が途切れなく続いていることがメンタルを安定させる理由になっていることにも気がついた。まだ療養に専念していて仕事をしていなかったときはろくなことを考えていなかった気がするので、あれだけ仕事をすることが不安だったにもかかわらず、一度ハードルを乗り越えてしまうとそのあとはそうでもないのだろうか、と思ったりもする。かといって詰め込みすぎもよくないので、やっぱりバランスが大事だと思う。
5年ぶりに家のPC、Windowsで文章を書いている。懐かしいような、あまりそうでもないような。Macを使い始める前は、これが日常だったんだということを思い出し始めている。
気がつけばずいぶん色々なものを作ってきた気がする。そして、これからも作り続けていきたいなぁとぼんやり思った。