気がついたら年が明けてからブログを一回も書いていなかった。なんだかブログを書きたい!と思うことがあまりなくなってしまい、以前は言葉にして吐き出さないとやってられない感覚があったのだけれど、それが減っている気がする。良いのか悪いのか。
コロナウイルスの影響で例年とは違う春を過ごしているな、と思う。この感覚は東日本大震災の時以来な気がするけれど、自然災害ではないのでそれとも違う、あまり体験したことない日常を送っている。世界各国は大変なことになっていて、地元でもコロナの感染者の方が出たけれど、一応先月以来感染の数は止まっているので、増え続けている東京や大阪、京都などとは大変さの規模が違う。もともと持病の影響もあってそんなに外に出ないので、前から外出自粛をしてるようなものなのだけれど、自分一人がそうなっているのと社会全体がそうなっているのとではわけが違うので、大変なことになったなぁ、とニュースを見るたびに思う。去年の春はまさかこんなことになるとは思っていなかった…。
とはいえ家の中では去年と同じように粛々と仕事をしている。仕事のやりとりもかかりつけのクリニックの診療もオンラインなので、そのあたりの変化は全くない。最近だと去年からの案件で、比較的大きな規模で地元のFMラジオ局のサイトを制作させていただく機会がありました。地元の案件に関わりたいとずっと思っていて、このサイトもそのことを意識して作っていた部分があるので、公開された時はすごく感慨深い気持ちになりました。今進めている案件も良いものにできるように頑張っています。
毎日散歩がてらに近所の桜の様子を見に行っているのだけれど、桜は世間の騒がしさとは関係なく咲き誇っていて、それだけでなんというか気持ちが落ち着く。こんな時だからこそ自然に触れる機会はなるべく増やしたい。人の集まる場所には行けないけど、ここは人がいないので毎日一人で花見をしている。
緑を見ていると、季節が移ろい、春がちゃんと来ていることに安心する。感染予防をしっかりしつつ、長いトンネルから抜けれることを願いながら、自分にできることをやっていきたい。
この状況に関して、以前webサイトを制作させていただいた「山山アートセンター」さんの「このあたりのしんぶん」に寄稿させていただきました。本名ですが探してみてください。なんだか今読むと恥ずかしいんですが、なかなかこういう機会もないので新鮮でした。でも恥ずかしい…。
年明けに考えていた2020年とは全く違う様相になっているけれど、今年一年なんとか生きていきたいと思っています。生きよう、頑張ろう。