かなり久しぶりにデザイン系の記事を書く気がします。最近は業務内容に合わせて本を買うことが多くて、その中で良かったものを紹介したいと思います。デザインの哲学、思想系の本はあまり持っていないので、追々そちらも買っていきたいところ。

わくわくロゴワーク - いっしょに増やそう! ロゴづくりのひきだし
- 作者: 岡口房雄,北村みなみ
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2017/09/15
- メディア: 単行本
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ロゴデザインのアイデア出しに詰まってしまってこれはちょっとどうにもならないぞ!と思った時にヘルプで買った本。一つのお題に対してどうアイデアを出すかというテーマの本で、たくさんアイデアが見れるし、アイデアの出し方の勉強になる。ロゴデザインを始めた時はアイデアを多く出すことに苦痛を覚えることがあったのだけれど、紙にラフをどんどん発散して、その中から選び抜いたものに磨きをかけていくことで良くなっていくことが多いので、最近は案を出すことが楽しくなってきた。著者の岡口房雄さんのサイトも素敵な実績がいっぱいで見ていて楽しいです。

デザインノート No.85: 最新デザインの表現と思考のプロセスを追う (SEIBUNDO Mook)
- 作者: デザインノート編集部
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2019/05/25
- メディア: ムック
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これもロゴデザインの本、というか雑誌。ロゴの本は結構色々あるけれどどれも微妙にテーマが異なっていて、デザインノートは大ボリュームかつ色んなデザイナーの人の作品を一気に見れるし、濃いインタビューも多くて良かった。いくつか気になるデザイナーさんを見つけて知ることができたし、デザインの本はこういう発見が楽しい。デザインノートは「ガールズグループのデザイン」という特集の回も買ったことがあったのだけれど、手元に置いておきたくなる密度なのでおすすめ。女性アイドルが好きな私にとっては最高の特集でした。

デザインノート No.80: 最新デザインの表現と思考のプロセスを追う (SEIBUNDO Mook)
- 作者: デザインノート編集部
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2018/07/26
- メディア: ムック
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以前noteに書いた読書感想文です。

地域の魅力を伝えるデザイン―Design for local paper media in Japan
- 作者: 齋藤あきこ
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: ペーパーバック
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だいぶ前から気になっていたのだけれど、なかなか手を出せずにいた地域のデザインの本。業務で必要なものを買うついでにエイヤっと購入。かなりの大判&人を殴れそうなくらいの厚みがあり、やや置き場所に困る。「地域のデザイン」というとかなりざっくりしているけど、この本は主に地域の魅力を伝える冊子のビジュアルデザインやコンセプトについて紹介されている。冊子系は最近趣味でよく集めているのだけれど(与謝野町のYOSANO BOOKや、盛岡市の「盛岡という星で。」など)、それぞれ色んな見せ方があって、地域の冊子を作りたいと思っているので参考になる。観光系に寄っているものからラフに日常を紹介する感じのものまで、実際手に取って読んでみたくなるものがいっぱいあった。中でも気になったのが、北海道知床の「シリエトクノート」と、京都・美山の「野生復帰通信」、徳島の「あおあお」。出版された年が2014年とやや古いので発行をやめてしまった本もあるかもしれないけど、それでも知る価値のあるものがたくさん紹介されていました。どれか取り寄せてみたい。
基礎系の本はバイトを始めた頃に大方買ったので、最近は興味のあるテーマに寄りがちだけど、もっと色んなデザインの本を読んでみたいな〜と思っています。地域のデザイン系の本はもっと揃えたい。おすすめのものがあればTwitterなどで教えてください。