Advent Calendarにありそうなタイトルですが、今年はどのアドベントカレンダーにも参加してないです。
去年の今頃にこのポートフォリオを作って自分なりに発信するようになってから一年が経ちました。有り難いことに、年始から少しずつお仕事のご依頼を頂くようになり、ロゴデザインなど、今まで自分の得意としていなかった分野や、経験したことのなかった領域にもチャレンジすることが出来ました。今年はご縁に恵まれた年だったなあと思います。
動物×ITの領域でチャレンジするスタートアップにデザイナーとして参加
今年経験させていただいたお仕事の中で一番印象が強かったのは、動物×ITの領域でスタートアップとしてチャレンジを始めた株式会社Withmalさんから頂くお仕事でした。代表の山崎さんはとてもフットワークが軽く、次々とサービスを展開されていく姿勢に刺激を受け、こちらもいいモノを作らなければ!というモチベーションに繋がっていきました。コーポレートロゴを始め、サービスのロゴも多く担当させていただきましたが、どのサービスも今後が楽しみなものばかりで、デザイナーとしてどこまで協力できるのか、日々模索しています。ロゴだけでなく、横断的にメディアのデザインやUIの設計にも関わらせていただけそうなので、主体的にデザインを提案できるところがスタートアップの魅力だなと実感しました。
京都府北部〜広く山陰地域=「このあたり」を拠点に活動するアートプロジェクトに参加
福知山市を中心に京都府北部〜広く山陰地域の「このあたり」を拠点に活動する「山山アートセンター」のWebサイト制作にも関わらせていただきました。代表のイシワタさんはとても繊細かつ気さくな方で、山山アートセンターのプロジェクト自体がじわじわと体に染み込んでいくような不思議な雰囲気を持っているのですが、そのプロジェクトの魅力をどうWebに落とし込むかは悩みに悩みました。「世界中の山が見えるところ」で横断的に活動を展開するというこのプロジェクト、こじんまりしているけれどとてもグローバルで、多言語対応もさせていただきました。この案件を担当している最中、頭の中でずっとNGT48の「世界の人へ」が流れていました。
サイトを公開する前にイシワタさんがインドへ渡られたため、早速インドでこのサイトが見られることとなりました。グローバル。
その他にも既存サイトの保守更新など、様々なお仕事をさせていただきましたが、ほぼフルリモートで、体調の都合上打ち合わせなどに出向いたことは一度もありませんでした。こちらの都合に配慮をしていただけるクライアントの方ばかりだったのはもちろんですが、やってみれば案外リモートでも行けるんだな、と思ったのが率直な感想です。
今年はとにかく「体調と相談しながらどこまでチャレンジできるかやってみる」がテーマのようなもので、一年働いてなんとなくその感覚は掴めたような気がします。「頑張れば行けるかもな」と思ってやってみたらクリアできたり、逆に予想外の部分にダメージが来て体調を崩したり。「頑張れば行けるかもな」は時間的に余裕のある時じゃないと厳しいというのが今の自分の状態だなぁ、と。11月ごろ、複数の案件が同時期に重なった時に身に沁みて実感しました。
来年は案件の数を増やして質を高めたいのと、自分の得意と不得意を明瞭化して仕事を考えたい、収入に関しても増やしたい、という気持ちがあります。ずっと今のままでは正直厳しい…。ただ一度体調を崩した身として、まず体ありきということを優先して、体調管理にも気を配っていきたいと思っています。運動不足なので1日の中で決まった運動をする習慣をつけたい。
自分のアウトプットに不安もあった一年でしたが、とにかくやるしかないと思ってチャレンジしたことが結果的に自信に繋がって、この2年間ほど失われていた自己肯定感が戻ってきたし、仕事のことを考えている時はメンタル面で体調を崩すことはほとんどなかったです。この仕事が自分という存在を支えてくれてるのだなぁと実感しました。自分の人生の柱のようなものです。
年明け以降、新規のお仕事のご依頼もお待ちしておりますのでお気軽にご相談ください。来年はポートフォリオのリニューアルも頑張りたい…!